たこわさ

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テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス #10「アリーシャ・ディフダ」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
※原作ゲーム未プレイ
(以下ネタバレ)

あらすじ

マーリンドの疫病の原因だったドラゴンパピーを見事浄化したスレイ達は、そのまま街の復興を手伝っていた。だが、レディレイクではアリーシャの不在をついて好戦派が戦争の準備を始めようとしていた。部下からその報告を聞いたアリーシャは、急ぎ兵と物資を集め開戦を食い止めるべく出発を急ぐ。スレイも同行を申し出るが、何故かライラが強く反対し――。

感想

アリーシャがイケメンすぎて惚れる――そんな展開だった。穢れを全て受け止めようというスレイの覚悟も相まって、ダブル主人公の態を成してきた印象。
暗殺者ことロゼについても、初登場時は「下調べずぶずぶ状態で暗殺実行とか酷いな」としか思えなかったが、彼女なりに納得の行く理由がきちんとある事が明示され、更にはアリーシャがその上を行ってくれたことで、結果として二人の魅力が引き立つ事となった。次回予告の微笑ましい光景も、本編の延長線上にあるように感じるほどに、あの瞬間から二人はある種の強い信頼関係で結ばれたように見える。

凄いのが、原作組の方の声を聞く限り、今回は原作ゲームとはかけ離れた展開であり、しかも多くの原作組の方からは「良改変」「これでゲーム作りなおして欲しい」という発言が沢山飛び出す程の出来だった、という事*1本来は、今回のエピソードでアリーシャが実にどうでもいい理由で離脱する上に、ロゼとの熱いやり取りもないという残念展開らしいのだが……原作を知らない私から観てもアニメの方は素晴らしい展開だった。

恐らくは、後一話か二話であり、原作と同程度の長さの物語にはならないのだろうが、ぜひともこのままの熱いノリのまま「俺たちの旅はこれからだ」エンドと決めてもらいたいところだ。

*1:当時のTwitterの様子から。参考になりそうなツイートはリツイート済み。