たこわさ

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd File 9 「第八係 出撃せず」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

都政改革を進める稲城だったが、彼の大胆な政策に反発する勢力は多く、前途は多難だった。稲城に敵対する勢力の一つが、都内の美観維持の為に高層ビルを無くす目的で、施工中のビル建設を中止するという過激な法案を提出し、その採決が都議会で行われようとする中、ビル建設作業員達が失業を恐れてウィルウェアでデモ行進を始めるが――。

感想

稲城の目的が見えてきた……というかほぼ当初の予想通りのような気がする。ミュトスは彼とバードが繋がっているのではないかと勘ぐっているが、どちらかというと間接的にお互いを利用し合う関係のようにも見受けられる。本作は単純な「正義」ではなく、社会のシステムを守る事がテーマの一つであると思われるので、稲城の過激な「正義」に対して、ダイハチが粛々と「お仕事」を果たす展開になるのかもしれない。

黒騎はミュトスの言葉に動揺しているようだが、彼の言わんとする所をすぐに察した所を見るに、稲城が裏で色々と画策している事自体は薄々勘づいていたのかもしれない。室長は私人としては稲城への好意を否定しないが、警察官としては彼の動きに疑念を持ち既に何らかの対策を講じようとしているようにも見える。もちろん、稲城がそんな二人の心情に気付いていないはずはなく、もしかすると最終的に敵対する所までの絵を、彼は描いているのかもしれない。

次回、大きく事態が動くようだが、陽がミュトスにもたらす情報が何かのきっかけになるのか。

あと、何気にサービスシーンが多い回でもあった。室長の「仕事では優秀なのに自宅ではずぼらなお姉さん」振りと、乙女な恥じらいを見せてくれたエミリアのシーンは実に素晴らしかった(ゲス顔