たこわさ

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd File 8 「異邦人は風の中」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

光学迷彩を搭載したウィルウェアによる破壊事件が頻発、現場に残された痕跡から犯人は泥濘地区に隠れ住む不法移民ではないかとの可能性が高まるが、当該地区は政治的にグレーゾーンでありダイハチも公には介入できない。そこで山吹は、瀬名に清掃会社としての顔を使っての調査を依頼する。
非番のダイハチメンバーのサポートを伴って泥濘地区に潜入した瀬名は、そこで難民の男アティンと出会い親しくなる。しかし瀬名は同時に、その素性から彼が犯人ではないかと疑い始め――。

感想

ギャグ一色だった前回と打って変わって、今回はシリアスもシリアス。一連の事件の背後に見え隠れするカルパヌバについての現状の説明もあり、世界観が深まった印象。
アティンがどこでウィルウェアを手に入れたのか、その捜査も出来ぬまま政治的思惑により強制送還されるという点から、恐らくは彼にウィルウェアを提供したのも正体を隠したカルパヌバの独裁政権勢力である事が予想され、バードの計画にも関連していると思われる。もしくは、日本政府とカルパヌバ政府双方に対抗心を燃やす稲城の仕業という可能性も。
やはり、一連の事件はバード+カルパヌバ政府+日本政府vs稲城+カルパヌバ反政府勢力といった図式を持つのだろうか?

……しかし、ヤクザくずれにも面が割れているほどに「ヤンチャ」をしていた黒騎は、よく警部に昇進できたものだと(良い意味で)呆れるばかり(笑)。