たこわさ

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クロムクロ 第二十一話「牙城の落ちる日」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

無事に由希奈を救い出した剣之助とムエッタ。だが、時を同じくしてエフィドルグの母艦が地球上への降下を開始、研究所へと一斉攻撃を仕掛けてくる。クロムクロと三体のガウス、そして「鬼」のゼルを中心とした防衛体制を敷く研究所側だったが、彼我の戦力差は覆しようがなく、次第に劣勢へと追い込まれてしまう。しかもエフィドルグは、研究所員を次々と洗脳し自らの先兵と化していく。幾人もの人々が犠牲となる中、遂にガウスパイロット達も限界を迎え――。

感想

セバスチャンのフラグ回収振りに思わずテレビの前で呆然としてしまった。ムエッタがクローン確定したりゼルが仲間になったりと足早に展開が進んでテンションが上がっていった所だったが、彼の死で全て上書きされてしまった印象。
仕方がないとはいえ、ガウスで戦う事を許されず目の前で「執事」を失ったソフィーの心痛はいかばかりのものか……。

しかし、ここまで彼我の戦力差が有り過ぎると、もはや状況を覆すのは困難であるようにも思えてしまう。一つ考えられるのは、エフィドルグが回収したクルル石に前もって何らかのトラップを地球側が仕掛けていて……という展開だが、ここまで後手後手に回ってきた地球側にそんな芸当が出来るとも思えず。

前回、ムエッタが協力者となったことでその罪が有耶無耶にされるのでは? という点を懸念したが、それは悪い意味で払拭された結果となった。あの状況ならば、彼女も生き残る為に戦わせる判断もあったのではないかとも思うが……彼女の人となりを見極めるには時間が足りなかったのでやむなしといったところか。