たこわさ

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マクロスΔ MISSION 17「拡散 オンステージ」感想

絶対零度θノヴァティック

絶対零度θノヴァティック

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ウィンダミアに対抗するにはプロトカルチャーの遺跡の秘密を探る必要があった。しかし遺跡のある各惑星に潜入するには、ウィンダミアの堅固な警備網を突破しなければならない。そこでケイオスは、ワルキューレの大規模ライブ配信を隠れ蓑に、銀河ネットワーク全体にウィルスをばら撒き、ウィンダミアからネットワークの主導権を奪い返す策に出るが――。

感想

完全に恋に落ちた感のあるハヤテとフレイア。しかし、ハヤテの「どうってことないだろ、一年や二年くらい」という言葉が、二人の間に横たわるどうしようもなく違い過ぎる時間の流れに対する認識を改めて感じさせ、彼らが近い将来道を違える事になる可能性を示唆しているように思えた。
それに拍車をかけるかのように明かされるハヤテの父の行い。正直、予想通り過ぎてどう反応したらいいのか困るレベルだったが、思いの外ハヤテがメンタルの強い所を見せてくれて、そこは嬉しい誤算。隊長があまり事態を深刻に受け止めていないのも、恐らくはハヤテの父がそうであったように、ハヤテも常に前を見据える心を持っていると確信していたからか。

恐らくは何者かの陰謀が隠されているであろう次元兵器の件だが、例えハヤテの父に責任が無かったとしても、ハヤテとフレイアの心にはどこかしこりを残す結果になるのではないだろうか?