たこわさ

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第16話『「狩り」に行こう!』感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

承太郎から突如「狩り」の誘いを受けた仗助。なんでも音石明が「弓と矢」でとある動物をスタンド使いにした事を白状し、その動物を駆除する必要が出てきたのだという。音石が矢を使った動物はなんとネズミ。だが、そのネズミは恐るべきスタンド使いとなっており――。

感想

今まで一番キャラ作画が良かったのではないだろうか? 普段ののっぺりとした作画に慣れていると「濃い」ようにも感じてしまうが、原作とアニメの良い所を折半したような画風は実に好みだった。
が、どうやら今回は関わったスタッフ数が少なかったのか、アイキャッチでスタンド名とスタンド使い名が入れ替わってしまっているという笑えないミスも発見。現場の苦労がしのばれる。

エピソードとしては、そこそこの中編を一話にギュッと濃縮した感があり、それがむしろ展開にスピード感を出していたように思える。もちろん、カットされた諸々の台詞を惜しむ気持ちはあるが、一話のアニメとしてここまで完成度の高いものを出されると文句の言いようがない。
相変わらず承太郎が仗助のダシにされているような節があって、第三部好きとしては非常に残念ではあるが、見方によっては承太郎が仗助の成長を促す為にあえて自分がリスクを全て負っている*1ようにも見受けられるし、仗助は見事に期待に応えて見せたので、承太郎の株は下がらないのかもしれない。

*1:自らを囮に使った件も踏まえると。