たこわさ

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アルスラーン戦記 風塵乱舞 第一章「トゥラーン軍侵攻」感想

翼(期間生産限定アニメ盤)

翼(期間生産限定アニメ盤)

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

アルスラーンらが不在のペシャワール城砦に、突如トゥラーンの軍勢が押し寄せる。検漏を誇るペシャワールも彼我の戦力差の前に最早風前の灯火かに見えた。だがその時、アルスラーン率いる本体が駆け付け、トゥラーン軍を蹴散らしていく――。

感想

第一話という事もあり、アルスラーン軍無双やらヒルメスをも手玉に取るギーヴの曲者振りやらアンドラゴラス王の人外振りやらと、アクション方面のサービスの多いエピソードだった。相変わらずCGの軍勢には慣れないものの、騎馬戦の描き方は一期とは比べ物にならない位向上している印象。反面、ギーヴヒルメスのシーンは、やたらとギーヴの曲者振りを演出する為か、何だか軟体動物が動いているような印象を受け、思わず失笑。
何かと登場人物の一騎当千ぶりが目立つ本作だが、そんな中にあって狂信であっても愚鈍ではないボダンの邪悪な暗躍振りが不気味に映る。これからも場をかき乱してくれそうだ。