(以下ネタバレ)
あらすじ
一学期が終わり夏休みがやっていた。由希奈と剣之介はソフィー達と共に、パイロットとしての特訓を受ける事に。トムによる海兵隊式のしごきや難解な座学が続く中、由希奈達は少しずつ絆を深めていく――。
感想
剣之介の異常な順応性の高さは、恐らくは何らかの伏線になっているのだろう。*1が、それにしても全く素養の無かったはずの剣之介に英語の成績で負ける由希奈のダメっ子動物振りは凄まじい(笑
厳しい訓練の合間に見せる剣之介の優しさや芽生えつつある由希奈への保護欲も見逃せないが、ソフィーが時折見せるさりげない優しさにも注目したい。ある種リアリスト的な言動の目立つ彼女だが、今までも実に些細な仕草などに本来彼女が持っているであろう優しさや気遣いが表れている場面が見受けられ、彼女が少々特殊なタイプのツンデレである事が窺える。私的には実に大好物である。
特訓から早々に離脱しつつも根性を見せて諦めない赤城の姿は一見すると微笑ましいものにも見えるが、トムや父親の言動からは真実見込みがない事が窺える。その努力は空回り以外の何物でもないようだが、彼の今までの言動を鑑みれば同情には値せず、想いを寄せる由希奈からもうさん臭いものを見るような目を向けられるなど、実に自業自得に思える。茅原共々、視聴者が痛快に思うような形で痛い目を見てもらいたい、と言ってしまうのはあまりにも嫌い過ぎだろうか?