たこわさ

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キズナイーバー 第11話「いちいち連絡しあって気持ちを確認しあわないと。だって、友達なんだから!」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

廃人同然となったかつての「友達」と再会した勝平は、数年振りの激情に襲われる。帰路、考えをまとめる為に黙り込み周囲の言葉に反応しなくなった勝平を、仁子は「言わなければ伝わらない」とたしなめる。その事が勝平を走らせるきっかけとなり――。

感想

今回も事態を良い方向に動かしてくれたのは仁子。そして走り出した勝平を良妻の如くサポートしたのは日染。本作が始まった当初は、まさか勝平の「相棒」ポジションがこの二人になるとは思いもしなかったが、思い返してみれば要所要所で物事を良い方に持っていこうと努力していたのは常にこの二人だったようにも。千鳥と天河のポジションが取って代わられたのは必然だったのかもしれない。
勝平の「ありがとう」の言葉を、千鳥は「実質振られた」と捉えていたが、勝平にその自覚があったのかどうか私的にはいまいち不明に感じた。今の勝平は「頭で考えた答え」しか出せないので、案外、千鳥の「好きだった」という過去形の告白が今も最新の「事実」としてインプットされていて「千鳥は活発な頃に自分が好きだったのに、今の情けない自分の事も助けてくれていた。だから感謝の言葉を告げた」位に思っていたりして。……まあ、十中八九、千鳥が感じた通りの意味合いなのだろうが(苦笑)。