たこわさ

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逆転裁判 第12話「逆転、そしてサヨナラ Last Trial」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
※原作ゲームはプレイ済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

自分こそが「DL6号事件」の真犯人だと告白した御剣。だが、成歩堂の顔には焦りの表情は無く、御剣の潔白を信じて疑わなかった。今までに積み上げてきた証拠の数々を駆使して、成歩堂は最後の審理に挑む――。

感想

スピード感重視な分、展開としてはやや雑にも感じたが、そろそろ視聴者もこの作品がどういったノリなのか理解し始めた頃だろうから、この方向性は間違っていないように思える。そもそも、自分のペースで考え、推理し、真実を暴く原作ゲームとは異なり、アニメーションというのは提示された速度の中で物語を理解しなければならない訳で、事態を簡潔化する処置自体は視聴者への配慮に富んだ「良い仕事」と言えるだろう。
そういえば使われなかった伏線がいくつか見受けられたが、もしかすると番外編「蘇る逆転」も映像化してくれるのだろうか? 私的には好きなエピソードであり、ゲストヒロインの茜は逆転シリーズの中でもかなり好きなキャラクターなのでやってくれるとうれしいのだが。