たこわさ

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双星の陰陽師 第十話「すばるの修行 THE FICKLE GUARDIAN」感想

今回の満足度:0点(5点満点中)

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

今回は割愛。

感想

完全オリジナル回という事で、原作からの諸々の改変の理由が問われる脚本だったはずだが……史上最低レベルの作画も相まって、何とも惨憺たる有り様だった。
ろくろと紅緒が手を繋ごうとして恥ずかしさが勝ってしまうシーンについては、原作のとある展開の一部を切り取ったものだが……緊迫したシーンの中でも少年少女としての心を忘れていない微笑ましいエピソードが、アニメではただ単にラブコメを演出する為の道具になり下がってしまっている。シリアスなシーンの連続の中にこの描写を入れたくなかった為の判断、と好意的解釈が出来なくもないが、シーンが持つ意味を台無しにしてまでやる事ではないだろう、思ってしまう。

ろくろが腕の力を暴走しかける場面も、アニメ全体に付きまとう「ろくろ下げ」のイメージを補強するものでしかなかった。そもそも、ろくろは紛れもない「天才」であり強い意志を持つ少年だからこそケガレ堕ちしなかった、という設定なのに、アニメのろくろはどこをどう見ても激情に流されるだけの凡庸な少年にしかなっていない。熱血少年アニメで肝心要の主人公を矮小化してどうするつもりなのだろうか? 特に夕方という放送時間帯を鑑みれば、情ないだけの主人公に若い視聴者達が惹かれるとも思えず、一体全体スタッフは誰に向けてストーリーを考えているのやら、理解し難い。

極めつけは、伝説の某糞アニメを思い起こさせるような天后・すばるの戦闘シーンの格好悪さ。棒立ちで銃をバンバン撃つだけ、という小学生でも考えられそうな工夫のない構図を前に、どこで盛り上がればいいのやら。

双星の陰陽師 8 (ジャンプコミックス)

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