- アーティスト: 音楽:鈴木さえ子 TOMISIRO 窪田ミナ
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: CD
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(以下ネタバレ)
あらすじ
ヴァールの症状が悪化したメッサーは、Δ小隊を離れる事になった。彼がカナメに思いを寄せていると勘繰ったマキナ達は、ハヤテやフレイアも巻き込んで、メッサーに思い出作りをさせてあげようと暗躍するが――。
感想
早過ぎるフラグ回収に思わず絶句。メッサーもマクロス伝統の兄貴/親友キャラは早死にするという呪いからは逃れられなかったようだ。
マキナは「カナメは隊長が好き」と言っていたが、今までのカナメの様子を見るに、メッサーに対してもある種の特別な想いを向けていた節もあり……その心中の複雑さは、彼を死地に送るという悲しみの涙を流しながらの熱唱と、その無残な最期を目撃した時に思わず膝をついてしまった様子からも窺える。
目覚めたばかりの美雲もメッサーの名を呼んでいたのも何やら意味深に感じる。クールなようでいて、美雲も実は仲間想いである事を表しているのか、それとももっと別の意味があるのか……。
これで実はメッサーが死んでいなかったら、普通のアニメならば「ふざけるなこの野郎!」なのだが……陳腐化しても良いからメッサーには生きていてほしかった、と思ってしまうのだから、どうやらは私は思ったよりもこのマクロスΔという作品とメッサーの事が好きになっていたようだ。