たこわさ

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キズナイーバー 第8話「ハッピーな時間って、そうそう長くは続かないものだよね」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

穂乃香の過去にまつわる事件を通じ、更に心を通わせたキズナイーバー達。だが、「実験」は彼らの意志とは関係なく次の段階を目指して進められようとしていた。次にターゲットとなったのは彼らの「恋愛感情」で――。

感想

上げて落とす、シリーズ構成氏お得意のパターンが始まったようだ。由多と穂乃香は中々いい感じになりつつあるようだが、勝平、千鳥、天河、仁子の四人の関係の方は色々とこじれそうな様子。日染は肉体的にはMだが実は精神的にはSであるから穂乃香の傷を抉ったのか、それとも、ただ単に少々荒っぽいやり方で由多と穂乃香の仲を後押ししてあげたのか……未だに謎が残る部分ではある。
意を決した千鳥の「告白」を勝平が全く聞いていない――ばかりか視聴者にさえ無音として表現されるという何とも酷い仕打ちには心底心が痛む。園崎の正体はある意味予想通り、勝平と共に幼児期にキズナイーバーとしての実験を受けた結果「何か」を失った存在だったようだが、勝平が彼女に向けているのが本当に「恋愛感情」なのかどうかはまだ不明、か。
回を追う毎に目の光を取り戻しつつある勝平。その言動の端々にも彼が人間的な感情やその機微を取り戻しつつある事が窺え、そんな彼が千鳥の「告白」をスルーしたというのはやはりそういう事なのかもしれないが……。千鳥派としてはなんともはや。私的にナンバー2キャラである仁子が今回も可愛かったのがせめてもの救い。