たこわさ

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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG 第20話「終わりなき戦い」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

爾朗は脱走した米軍の超人兵士・ジョナサンを保護していた。無理な改造手術と凄惨な戦場での出来事により心を病んだ彼を元気付けつつ、彼を処分しようという米軍から守ろうと誓う爾朗。折しも、超人課に米軍のカロルコ大佐からジョナサンの捜索協力の話が舞い込んでおり、爾朗は輝子に米軍の非道を伝え超人課の動きをけん制するが――。

感想

虚淵玄氏脚本回という事で、またサイドストーリー的な内容になるかと思われたが、意外にも本筋に深く関わる要素が多く見応えがあった。特に、米国が古き支配者――日本で言う土着神や妖怪達を駆逐しようとしている事や、爾朗が現実世界での核よろしくエネルギー革命の鍵を握る存在であり、マスター・ウルティマが彼の身柄を欲しがっている事が明かされるなど、今後のクライマックスへ向けての重要な布石がちりばめられていたように見受けられる。
G.Iジョーランボーやら、色々なパロディというかオマージュをぶち込んでくるあたりは実に「らしい」脚本ではあったが。ジョージも出たし(?)。
自分の志と油断のせいで一般人が犠牲になったのにあんまり悔やんでないように見える爾朗が少し怖い。