たこわさ

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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG 第19話「推参なり鐵假面」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

おとぎ話として伝わる、悪と戦う伝説の戦士「鐵假面剱士」は実在した。南極大陸で発見された氷漬けの少女・影胡摩こそが鐵假面剱士その人だった。
長き眠りより冷めた胡摩だったが、帝告の里見の企みにより爾朗を悪の超人の首魁であると教え込まれ、彼の命を狙う事に。勧善懲悪の時代に生きた超人を相手に、爾朗は――。

感想

爾朗が輝子を「大人」と言った時、一瞬セクハラ的な意味かと思ってしまった心の汚れた人間は手を上げなさいノ
――それはさておき。
「鐵假面剱士」というキーワードをまさかしっかり拾ってくるとは思わず、本当にこの作品は無駄な描写が殆どないという事を再確認。この分だと、他にも伏線として認識できていないものも多そうだ。
胡摩のキャラクター性は、ゲストキャラなのが惜しまれる程度に立っており再登場が待たれるが、ある意味アースちゃんと被る立場でもあるので、ただでさえ「かませ犬芸」が定着してきたアースちゃんの事を思えば準レギュラー化するのは好ましくないか(笑
胡摩の為に立場の違いを超えて協力し合った爾朗達の姿には胸が熱くなったが、そこに風郎太の姿が無いのが実に悲しい。カムペとの再会によって彼が負った心の傷は、それほど大きかったという事か……。