たこわさ

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第6話「広瀬康一(エコーズ)」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

新品の自転車の軽快さに、上機嫌で投稿する康一だったが、その途中で袋に入った「何か」を轢いてしまう。するとその場に、小林玉美という男が現れ、康一が轢いたのは「猫」でありそれは自分の飼い猫であると語り、自分が埋葬しておくから代わりに金をよこせと因縁を付けてくる。玉美は陰湿なタカリ屋だった。
そこに仗助と億泰が通りかかり玉美を撃退するが、狡猾な玉美は既に次の手を仕込んでおり――。

感想

私的にこのアニメ版第四部を低調に感じている事も手伝って、不快感を伴うリアリティ溢れる玉美の言動や「猫」が無残な最期を迎えるという展開に「もう観るのを止めてしまおうか」とさえ思ってしまったが、終わってみれば今までのエピソードの中でも一番良かったのではないか、といった出来だった。最もそれが、原作エピソードの構成力の高さ故なのか、それともアニメスタッフの実力なのかは、原作うろ覚えな時点で判別しかねるのだが……。
「エコーズ」のスタンド能力は、本シリーズで散々に使用されてきた「書き文字」が実際にスタンドのビジョンとして存在するというある種のパロディにもなっており、中々にこのアニメとの親和性が高いのではないかと思った。