たこわさ

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うしおととら 第参拾弐話「母」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

理解ある大人達の協力を得て、潮は母・須磨子のいる海中の岩柱へと辿り着く。母に対する複雑な想いを抱えていた潮だったが、それは須磨子も同じだった。わだかまりや後悔、負い目を超えて再会を喜び合う母子だったが、そこへ白面の者の策謀により自衛隊が発射してしまった魚雷が着弾、岩柱は崩壊を始めてしまう。その事によって弱まった須磨子の結界を破り、遂に白面の者が復活を果たしてしまう――。

感想

前回が酷すぎたせいもあってか、今回は久々に見ごたえのあるエピソードだったように感じた。特に潮達母子の再会のシーンは、性格は違えど実に「似た者同士」な母と息子の姿が微笑ましく、原作以上に印象に残るシーンとなった。
反面、ウンディーネが岩柱に向かったのに無慈悲に(というか全く意に介さず)魚雷を撃ち込む自衛隊の方々の様子やらそれをすっかり忘れている潮やら、切迫した状況下でも内輪もめを続けている東と西の妖怪達の姿やらが滑稽ですらあり、満を持しての白面復活シーンを台無しにしていた感もある。