たこわさ

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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG 第17話「デビラとデビロ」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

北陸のトンネル内で寝台特急の火災事故が発生した。政府は事故の原因について早々と「超人の仕業である可能性がある」との見解を示し、来たるべき大地下開発に向けてそこに潜む妖怪達を「超人」として取り締まる大義名分を得ようとしていた。あからさまな言いがかりに複雑な想いを隠せない超人課の面々だったが、笑美だけは違う可能性を懸念していた。
笑美と伍する実力を持つ大妖怪デビラ。地下を拠点とする彼女が、人間の地下開発に向けた警告として事故を起こしたのではないかと危惧する笑美は、彼女に会う為に地下深くへと赴くが――。

感想

前回に引き続き、人間が勝手に「超人」と規定した存在が、人間の矮小なカテゴライズを嘲笑うかのように人知を超えた力を発揮し、静かに去って行くという展開。ああいった神様の如き存在ばかりを目にしていれば、爾朗が超人課の言う「超人保護」というお題目をバカバカしく思うようになったのも無理らしからぬ事か。
大妖怪に見逃したもらった事にも気付かず勝鬨を上げる赤光達の矮小さが、何とも皮肉めいた描き方をされていたのが印象的だ。
「当たり前の事」を語るばかりのデビロの言葉が、「当たり前」だからこそのある種の重みをもつ、何とも言えぬ余韻は実に好みだった――が、某有名SFのパロディの如き締め方には少々違和感を覚えてしまったり……。