たこわさ

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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? LV.04「あの子の秘密がバレないと思った?」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

無事顧問も決まり存続する事になったネトゲ部。「亜子がネトゲとリアルの区別を出来るように教育する」という目的はまだ遠く、むしろ亜子の言動は悪化傾向にあったが、基本的には皆で楽しくゲームをする日々を送っていた。
ある日の事、ネトゲ部に出入りしている所を友人の奈々子に見られた事で「隠れオタである事がバレた」と、瀬川が意気消沈してしまう。ショックのあまり帰宅後にもゲーム上に姿を現さない事から、英騎と亜子は二人だけで「デート」としゃれこむ事に。だがその最中、操作もおぼつかない初心者プレイヤーを英騎が助けた事で思わぬ事態に――?

感想

オーソドックスなMMORPGなのに「ガチャ」が存在するという所に、何とも隔世の感を覚えてしまう元ネトゲプレイヤーです(挨拶
――それはさておき。
相変わらず亜子がギリギリのラインで「可愛い」を維持していてそのさじ加減に感心。あれ以上の変人にしてしまうと視聴者は好感を持てず、かといってエキセントリックな部分があまり鳴りを潜めてしまうと英騎共々「リア充爆発しろ」案件にしかならず、この辺り本作は実に絶妙のバランス感覚を有していると感じる。
奈々子にオタバレしそうになった瀬川の態度については……隠れオタクをやっている割には咄嗟の言い訳が準備出来ていないなど、彼女の詰めの甘さを感じさせる。隠れオタクというのは「本人は隠しているつもりでもバレバレ」か、「バレそうになった時のごまかし手段も持ち合わせているガチ勢」の二つに体分されると思うが、瀬川さんは前者のようだ。
さて、かつての亜子と似たような経緯でルシアン=英騎に懐いてしまった初心者プレイヤーだが……その正体は早くも数パターンに絞られてしまったようにも思える。過剰に重い展開にはならないだろうから、軽い気分で次回を楽しみとしたい。