たこわさ

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マギ シンドバッドの冒険 第二話「船乗りシンドバッド」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

逞しい少年に成長したシンドバッド。だが、故国パルテビアは相も変らぬ戦争への道へと突き進んでおり、街の治安は悪化し一時は戦争に熱狂していた国民達も目を覚ましつつあった。
そんな中、シンドバッドはひょんな事で不思議な雰囲気を持つ旅人・ユナンと出会う。ユナンを家に招いたシンドバッドだったが、そこへパルテビア軍の若き隊長・ドラグルが兵を引き連れてやってくる。ドラグルの目的は兵役逃れを続けるシンドバッドを軍へと収集することにあったが、シンドバッドだけでなく戦に疲れた村人達も兵らに敵対意識をむき出しにする。だが、国に歯向かえば一族郎党に累が及ぶ事をドラグルが強調すると、それ以上誰も何も言えなくなってしまった。
ドラグルは語る。「ダンジョン」と呼ばれる強大な力が眠ると言う謎の建造物をいち早く攻略し、敵対するレーム帝国に打ち勝つ為に兵を集めているのだと。一万人以上の者達が挑み、そして未だ誰も踏破していないという「ダンジョン」。その存在がシンドバッドの人生を大きく変える事になる――。

感想

ユナンとドラグル(とセレンディーネ)が登場。ユナンとシンドバッドの出会いは、本編におけるアリババとアラジンの出会いのオマージュになっている訳だが、本作のことなので何かしらの伏線になっているのではないか? 等と勘ぐってしまう部分も。
しかし、シンドバッド役の小野大輔氏もそうだが、ドラグル役の杉田智和の「本編と同じ人物を演じているのに全然声色も性格も違う――が根底は同じ」感を見事に演じているのだから凄い。実はこの傾向は他の主要キャラクターにも言えることなのだが……登場を心待ちにしたい。特にやさぐれジャーファルは楽しみでならない(笑