たこわさ

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クロムクロ 第三話「城跡に時は還らず」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

何とか「鬼」を撃退した剣之介と由希奈。再び捕縛された剣之介は、自分が生きた時代とはあまりにも違う現代の光景を受け入れられず、周囲の人間は自分を騙す為に人に化けた「鬼」なのではないか、という疑念が拭えない。だが、僧である由希奈の伯父・薬師和尚の言葉や、由希奈の妹・小春との邂逅が、少しずつ剣之介の心に変化をもたらしつつあった。しかしそんな中、小春が潜んでいた小型の「鬼」に攫われてしまい――。

感想

異世界同然の環境に放り出された剣之介は仕方が無いにしても、やはり所長以下、研究所の人間達の剣之介への対処がいちいち悪手過ぎて閉口。それが逆に、薬師和尚の飾らない賢人振りを際立たせるのではあるが。
そして知り合ったばかりの子供の為に命を張れる剣之介の主人公振りが何とも眩しい。見覚えのある光景からようやく時の流れを現実として受け止められたという察しの良さも、彼が本来粗野な人物ではなくむしろ頭の回る人間である事を示していて、好感度がやや上がった。
私的にはクールキャラだと思われていたソフィーが案外乙女だった事に興味津々(?)。