たこわさ

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双星の陰陽師 第三話「すれ違い A HERO'S WORTH」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

双星の陰陽師」――それは「御子」と呼ばれる強大な力を持つ陰陽師の親となるべき運命を受けた、夫婦の陰陽師。ろくろと紅緒は、陰陽頭・土御門有馬の託宣によりその双星の陰陽師として指名されてしまう。だが、まだまだ中学生であり互いにいがみ合いさえしているろくろと紅緒は、その事実を受け入れられない。
また、ろくろの力を認めライバル視する紅緒が事あるごとに自分の陰陽師としての実力を誇るその態度に、ろくろは忸怩たる思いを抱いていた。そんなろくろの悩みに気付いた幼馴染の繭良は、気晴らしとして彼を遊園地に誘うが、そこで思わぬ出来事に遭遇してしまいーー。

感想

半分以上オリジナル展開の第三話。第二話ほど酷く感じなかったのは、オリジナル部分が多く原作と比べる所が少なかったからか、単純に作品としてのクオリティが上がったからか……一概には判断できない印象。相変わらずゲームのような間の抜けたカットイン演出や迫力不足のアクション作画が目立ったが、この辺りはおいおい改善されていくものと期待したい。
しかし、第三話になってもまだキャラクターの声に慣れない。紅緒は演技が上手な分どうしても声の硬さ――というか紅緒というキャラクターと全然マッチしていない声質に違和感を覚えてしまうし、第一話では合っていると感じた繭良についても、台詞が多くなるとどうにも原作イメージとの乖離が気になってしまった。繭良は後半、強い部分を見せていくキャラクターなので、いかにもな美少女ボイスは違うと思うのだが。
きなこについては賑やかしとして本領を発揮しつつあるようだが、やはりどうにも世界観にマッチしていない。

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