たこわさ

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クロムクロ 第二話「黒き骸は目覚めた」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

謎の物体「キューブ」から現れた青年・青馬剣之介時貞により救われた由希奈。彼女の事を「姫」と呼ぶ時貞だったが、その真意を問う間もなく時貞は警備員に拘束されてしまう。彼の正体を量りかねる洋海達は直接事情を聞き出そうとするが、ちょっとした油断から剣之介の脱出を許してしまい、あろうことか由希奈を連れて逃げられてしまう。
ふと我に返った剣之介は由希奈が自分の知る「姫」ではない事に気付くが、解放される事なく何故か「鬼」と呼ばれる巨大ロボットとの戦いに巻き込まれてしまう事に――。

感想

登場人物が揃いも揃って都合よく抜けていてあれよやれよと言う間に事態が悪化していく展開自体は食傷気味……だが、剣之介は目覚めた直後の混乱状態だったし、洋海の間抜け振りは前回から散々示唆されていたので、それほど不自然な展開には感じなかった。戦闘シーンも良く動きアクションの組み立てにも無駄が無いため、観ていてモヤモヤする場面は少なかった。
テンパリつつもきちんと事態に対応して最善手を打っている由希奈は、優秀なナビキャラとして今後も活躍できそうな予感。

……しかし、こういう事を書いてしまうと総叩きに遭いそうではあるのだが、やはりGLAY(TERU氏)の力の無いボーカルは聞いていて力が抜けてきてしまう。アレンジは実にいいのだが。久々に彼らの楽曲をまともに聞いたが、やはり80年代Jロックのフォロワーの割にボーカル力が弱いな、と改めて思ってしまった。