たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

双星の陰陽師 第二話「双星交差 A FATEFUL FIGHT」感想

今回の満足度:2点(5点満点中)

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

成り行きでケガレと戦ったものの、ろくろには相変わらず陰陽師となる意志は無かった。強大な力を持ちながら戦う事を拒否するろくろの態度に苛立ちを隠せぬ紅緒。その場はいがみ合ったまま別れた二人だったが、なんと紅緒が探していた目的地はろくろも暮らす星火寮であり、これから同じ屋根の下に住む事になるのだという。
反目し合うろくろと紅緒だったが、彼等の前に全ての陰陽師を統べる陰陽頭・土御門有馬が現れた事で更なる波乱を呼ぶ事に――。

感想

第二話にして早速失速……と言った印象。原作の長所であるテンポの良さが謎の「溜め」演出によって完全にスポイルされている上に、第一話ではそれなりだった作画が早くも乱れ気味になっており、今後への不安が一気に増してしまった。
オリジナルキャラである「きなこ」も、某アニメ誌の監督インタビューで「あまり出しゃばらないようにする」ようなコメントがあり安心していたが、どうにも悪目立ちしている印象。世界観を説明する為にマスコットキャラが欲しかった、というのが誕生の理由らしいが……本作はそもそも修行描写などもきちんとあり、その際に自然な流れで説明台詞が入る訳なので必要性は薄いと思うのだが……。
話の流れはほぼ原作通りながらも、微妙な時系列の入れ替えや次話以降の重要な伏線になるようなセリフまで盛られていて、脚本レベルでも少々不安が募る。ろくろの見せ場である「裂空魔弾」の詠唱も丸々カット。そして非常に重要な要素である「ろくろが紅緒の実力を肌で感じて闘志を燃やす」シーン、およびそんなろくろを見て亮悟が感極まって応援しだしてしまうシーンも丸々カット……。
何やらろくろを「ウジウジ悩んでいる奴」に仕立て上げようという脚本の意図を感じてしまい、原作愛読者としては「誤解釈でろくろというキャラクターを汚された」とさえ思ってしまう……というのは少々言い過ぎだろうか?

何にしても、原作既読者としては何とも不満ばかりが募る第二話だった。第三話は早速オリジナル回になりそうな雰囲気だが……大丈夫だろうか。

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