たこわさ

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逆転裁判 第2話「逆転姉妹 1st Trial」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作ゲームはプレイ済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

弁護士としての初仕事を無事、勝利で終えた成歩堂。しかし、思わぬ試練が彼を襲う事になった。
ある日、「妹との食事に同席しないか」と所長の千尋から誘われた成歩堂。約束の時刻に事務所へと行くと、そこで思いもよらぬ光景を目撃する。何者かに荒らされた事務所内、変わり果てた千尋の姿……。そしてそこには千尋の妹・真宵も居合わせていた。
更には、気を落ち着ける暇もなく何故かすぐに警察がやって来て、あろうことか真宵が逮捕されてしまう。現場に残されていた血文字のメモに「マヨイ」と書かれていた事が決め手だというが、成歩堂にはとても信じられない。真宵の無実を信じる成歩堂は、彼女の疑いを晴らすべく動き出すが――。

感想

原作ゲームでも恐らく多くのプレイヤーの度肝を抜いた展開、第二話にして師匠たる千尋が退場してしまうという衝撃。夕方アニメでこれをやるか!? と驚いたものの、よくよく考えてみれば「名探偵コナン」もほぼ同じ時間帯に放映されている訳で、ある種のギャグを前提とした本作の方がまだ健全と言えるのかもしれない。
杜撰すぎる警察の捜査手法も、コナンに慣れている視聴者にならば違和感なく受け止められるところだろう(酷*1
不安視していた真宵ちゃん美少女化だが……こうして動いているのを観ると、原作程ではないにしろややファニーフェイスを意識した作画になっており、また悠木碧さんの素晴らしい演技のお蔭でちょっと癖のあるキャラクター性が良く表れているように見受けられるので、どうやら杞憂だったようだ。
御剣に関しては、やや声が硬すぎる印象もあるが、本領発揮は次回以降であろうから楽しみにしておきたい。御剣のオフィスがきちんと原作準拠だったところには思わずニヤリ。

*1:もちろん、原作ゲームではこの現実と大きくかい離した司法・捜査の仕組みはゲーム的設定として自然とプレイヤーに受け止められるように描かれているのだが、アニメでこうしてみるとその辺りの説明が無いために違和感は禁じ得ないのも確か。