たこわさ

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逆転裁判 「はじめての逆転」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作ゲームはプレイ済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

新米弁護士の成歩堂龍一は初仕事として、親友である矢張の弁護を引き受ける事になった。上司である綾里千尋が見守る中、矢張の裁判が始まる。
矢張には恋人の殺害容疑がかけられていた。運も口も態度も悪い矢張の心証は悪く、証拠も承認も揃っている……矢張の有罪は避けられないかと思ったが、成歩堂は検察側証人の証言の中の「矛盾」を見抜き反撃に出る――。

感想

原作ゲームをしっかりと意識したキャラクターデザインや演出、お馴染みのBGM等、原作ファンとしては中々に満足の第一話だった。声優に関しても今の所は違和感なし。

少々残念なのは、原作ゲームでのスルーされがちな作品世界内での特殊な裁判システムについての言及が無かったこと。まさかこの作風に対して「実際の裁判と違う!」等とツッコむような向きは無いと思うが、例えば冒頭に「時代は近未来、極限まで効率化された裁判制度はスピード重視の〜(以下略)」のような大上段なナレーションを入れる位した方が作品世界に入りやすかったのでは? 等と思った。最も、第一話の構成自体が無駄のないものだったので、そもそも説明的なものを入れる余地が無かったのかもしれないが。

夕方アニメにしてはこれからも十分期待出来そうな出来だが、EDの真宵ちゃんが美少女過ぎて「誰だこれ」状態なのが一番の不安材料と言う(苦笑*1

原作ゲーム最新作も発売予定。実質原作者である巧舟さんが関わって無いっぽいのであまり期待できない気がするが……購入するかどうか思案中。

*1:真宵ちゃんはカエル顔でちょっと美少女とは違うよなーという所が逆に良いというキャラクターなので、あまり正統派ヒロインっぽいとコレジャナイ感がある。