たこわさ

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第21話「デッドライン」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

菅原がシェリー達を匿った事で、翡翠宮を護る薔薇騎士団とゾルザル配下の「掃除夫」達との間での戦いが始まってしまう。嘉納と夏目防衛大臣は使節団と帝国講和派の人々の救出作戦を即時結構すべきと森田総理に掛け合うが、慎重を通り越して弱腰な総理は、折しも特地を各国の視察団が訪れている事等を理由に作戦を許可しない。そうこうしている間にも現地の状況は悪化の一途を辿っていき――。

感想

※原作は未読です。
どこぞの総理のように自分の判断にやけに自信を持っていて即断即決を繰り返すのも困りものですが、森田総理のように弱腰すぎるのも困りもの、と言った所か。彼の言っている事はある程度は正論だけれども、裏を返せば「自分には即断即決出来ない。世論を納得させるだけのカリスマ性を発揮する事も出来ない」と明言しているようなもので、一国の首相としては情けない事この上ない。そもそも、白百合やカーゼル達があのまま犠牲なった場合、誰よりも責任を取らなければならないのは自分だ、という事が理解できていない時点で彼の政治家としての資質はたかが知れているのですが……。
カーゼルが菅原に向けた言葉が、そのまま森田総理にも当てはまるというのが何とも皮肉。恐らくはですが、森田総理は恥辱も戦いも避けた事でその両方に直面する羽目になりそうな予感。
伊丹達は前回のアバンタイトル振りの登場。ようやく彼等にも帝都での政変が伝わり、暗殺者「笛吹男」を撃退しつつ、事態に関わっていく事なりそう。グレイと共にピニャ救出に向かう展開になるのかも。

まだメインキャラに戦死者こそ出ていないものの、ピニャも囚われの身となり、今後は油断できない展開が続きそうな予感。シャンディーとかやけに目立ってるのはある種のフラグなんじゃないかと思ってしまったり……。大久保ボイスキャラは終盤酷い目に遭うのがお約束だし(?)。