たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第二十一話「崩御」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ミカド崩御の報せに動揺が広がるヤマト国内。一方、トゥスクルに取り残された形になったハク達も急ぎ撤退を始めていたが、そこにクロウ率いるトゥスクル軍の追撃を受けてしまう。覚悟を決めたムネチカは一人殿を務め、最期の仮面の力を発動し無事に部隊を撤退させる事に成功するが、自らは一人敵の只中へと取り残されてしまう。窮地を脱したヤマト軍だったが、そこに安堵の表情はなかった。
その頃、帝都ではミカドの崩御に匹敵する一大事が起きていた。アンジュが毒を盛られ、その犯人としてオシュトルが捕えられてしまったのだ。オシュトル程の忠義者がアンジュに毒を盛るはずはない、ミカヅチやトキフサらは何者かの陰謀ではないかと疑うが、ライコイやウォシスらはオシュトルへの疑念を深めていく。そんな時、オシュトル配下の兵達と彼を慕う帝都の民達がオシュトルの解放を求めて蜂起してしまい――。

感想

OPでアンジュも何らかの災難に見舞われる事が示唆されてしましたが、何とも早悲惨な展開に……。オシュトルの人となりや彼の今までの功績、そしてアンジュが彼に絶大な信頼を寄せていた事を鑑みれば、彼の無実は明白なはずですが、ライコウとウォシスは端からその可能性を除外しているような節があり……どうにもこの二人が怪しい。ウォシスはミカドがトゥスクル侵攻を決断した経緯にも関わっているようですし、この二人が結託してヤマトの実権を握ろうとしているのではないか、とも思えます。
当初はオシュトルを敵視しするヴライが怪しいかも、等とも思いましたが、地下牢へ訪ねて来た時の様子からは、彼はもっと正々堂々とした場でオシュトルとの決着を願っていたような節を感じましたから、その線は薄いかも。
ムネチカの生死も気になりますが、クロウは戦場で手心を加える人物とも思えないので、一縷の望みはアルルゥカミュの存在か。トゥスクルを守りつつもクオンの想いをも守ろうと裏であれこれ工作していた二人の事ですから、ムネチカの事も守ってもらいたい所ですが……。
一気にシリアス度を増してきたこの後半戦、こりゃ以前よりも原作ネタバレ回避を心掛けないといけませんね。