たこわさ

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- File4「旋回空域」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

国内線旅客機に爆弾が仕掛けられた。犯人からの要求で特定のルートを旋回し続けなければならない上に、一定以上高度を落とせば起爆するという状況下で、第八係は爆弾解体の任務に挑む事になる。しかも、犯人の狙いが旋回範囲下に眠るとある国家機密ではないかと恐れた政府は事件を秘匿し周辺住民の避難も行わない事を決定。失敗すれば機内の人間と自分達だけでなく、街の住民達をも巻き込む「絶対に失敗できないミッション」が始まろうとしていた――。

感想

前回がふざけ過ぎだったので、今回のように作品の世界観の説明や今後への布石を伴った「まともな」エピソードが来てくれて心底ほっとした気分。
総理達が犯人の真の狙いを見抜けずにまんまと策にはまってしまった姿や、機内に乗り合わせた代議士の屑っぷり――脱線事故の死者が「一桁で助かった」等と言ってしまえる厚顔無恥さ――など、政治家をとことん貶めて相対的に現場の人間の優秀さを演出しようという脚本は激しくどうかと思うものの、エピソード自体の出来が良く、不快感は覚えず。