たこわさ

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灰と幻想のグリムガル Episode.1「ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
初回につきあらすじまとめは割愛。
サブタイトルがいきなりウィザードリィのパロディで失笑を禁じ得ない訳ですが、つまりは基本的にそういったノリという理解でいいのでしょうか? ギャグという意味ではなく、ウィザードリィのようにシビアな世界観を踏襲しているという意味において。
キャラクターの言動は比較的明るいけれども、それが実際には空元気も含まれているというのは作中の描写から十分に窺え、となると、話が進めば当然犠牲者も出てくるような作風の様子。こういった、MMORPG的世界でリアルに命のやり取りをする羽目になった少年少女達の物語というのは今では全く珍しい題材ではなくなってしまいましたが、本作は全体的に生活感あふれているので、一風変わったノリになりそう。既存の作品で言えば(少々古いが)「フォーチュン・クエスト」シリーズを彷彿とさせます。

オーバーラップ文庫も新興勢力の割に意欲的にアニメ化とか進めてますね。原作には一つも手を出したことないですが。