たこわさ

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ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜 #01「メロディアスな暗号」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

中学時代は注目されたバレーボール選手だったチカ。しかし部活漬けの青春を送りたくないという理由から、高校ではバレー部には入らず、憧れていたフルート奏者になる為に吹奏楽部への入部を希望していた。そんな折、偶然に吹奏楽部の顧問である音楽講師・草壁に出会ったチカは彼に一目惚れしてしまう。かねてから活発過ぎる自分のキャラクターを変えたいと考えていたチカは、猫を被り始めイメチェンを試みるが、吹奏楽部には彼女の幼馴染である少年・ハルタが先に入部しており、失敗に終わる。更には吹奏楽部が練習に使っている音楽室の黒板に、血を思わせる赤い絵の具で謎の音符が落書きされるという事件も発生。しかもハルタはそれが草壁先生に向けられた暗号メッセージではないかと言い始め――。


感想

原作未読。一応、ミステリの体裁をとっているようですが、どちらかというとタイトルの通り青春群像劇になりそうな雰囲気。
ブリドカッドセーラ恵美さん演じるチカは何とも愛すべき馬鹿可愛い少女という感じで好感が持てます。反対にハルタの方は、チカの言う通り少々デリカシーに欠ける部分が見受けられたり、第一話からガチBL臭を発してくれるというサプライズも有り、今のところはあんまり好きになれない印象。まあ、この辺りの印象は今後の展開でどうにもなるところなので、あくまでも第一印象ですが。
謎解き部分についてはあまり身構えなくてすまなそうですね。日常系ミステリにありがちな、種明かしされたトリックがそのままキャラクター達の心情を表す類のエピソードが多くなりそう。
ちなみに、よほど杜撰な設備なら話は別ですが、学校というものは一般に思われているよりも防犯設備が整っている事が多く、警備システムを入れた後にドアや窓が空いただけで警備会社なりに通報が行くようになっている事も少なくないはずなので、「夜中に忍び込む」というシチュエーションは結構リスキーかつ非現実的だよな、などと無粋な事も思ってしまったり。