たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第十三話「八柱将」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ウズールッシャの侵攻に対し、帝は八柱将をその討伐に当たらせた。軍議が順調に進む中、役立たずとして「いない者」扱いされた事に腹を立てたデコポンポが勝手に先駆けとして出陣してしまう。飢えた獣の群れに獲物が自ら飛び込むようなデコポンポの愚行に唖然とする他の将だったが、見殺しにするわけにもいかず、早々に救援を送らねばならなかった。
しかし、すぐに動けるムネチカの軍は歩兵中心で足が遅くとても追いつけない。一計を案じたウォシスにより、騎兵中心で足の速いオシュトルとミカヅチの軍が救援に向かう事になった。
本来、都を守る事が役目である二人の例外的な出陣。オシュトルには妹のネコネや弟分だるキウルも随伴し、更には、ハク達の仲間であるルルティエとアトゥイもそれぞれ父王の名代として戦に赴く事になり、デコポンポの軍勢にはマロロの姿もあった。ハク達の平穏な日常はこのまま終わりを告げるのか――。

感想

デコポンポの愚行によりオシュトル兄妹+キウルが戦場に駆り出される事になってしまいましたが、元々ルルティエとアトゥイの二人が父親の名代として戦場に赴く事になっていた事を考慮すると、オシュトルという信頼できる将が同じ戦場に立つ事は不幸中の幸いなのかもしれません。問題はここにハク達がどう絡んでいくのかという所ですが……ルルティエ達の護衛、とかそんな感じになるんでしょうか? どちらにしても遊撃部隊の域を出ない気がしますが。
今まで悪党を懲らしめたり化け物を退治したりに使われてきたハクの知略が戦に使われてしまう時が来てしまうんでしょうかね……。

今回からオープニングが一新されました。前期のワクワク感から一転、不安やら激動やらを感じさせる意味深な内容になっていますね。私的には、前作に登場したとある「神」そっくりな怪物とそれを眺めるルルティエの姿が印象的。ルルティエは何か特別な役割を担うんでしょうかね?
そして女性陣に続いてトゥスクルの武人勢も登場する模様。特に、顔半分ドアップで登場しているのは某・若様ですよね? ポジション的にはトゥスクル勢のリーダーっぽいようで。鉄砲玉みたいだった彼が「兄者」の言いつけ通りきちんと成長しているのかちょっと心配(笑)。

あと、心配と言えば、ヴライさんがオシュトルを殺る気満々なところとかも。帝への忠誠は篤くても、それが万人の考える「忠誠心」とは限らないんじゃ? とか思ったり。今後も火種になりそうですね。ハクが彼に感じた謎の気配も気になります。