たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ノラガミ ARAGOTO 第12話「君の呼ぶ声感想

今回の満足度:4点(5点満点中)

(以下ネタバレ)

あらすじ

夜トを救うべく黄泉へ舞い降りた毘沙門。しかし黄泉の主イザナミの恐るべき力を前に、苦戦を強いられてしまう。一方、地上で待つひより達は、風穴の閉じる速度がどんどんと早くなっていっている事に焦りを隠せなかった。
夜トへの恩義を返すべく知恵を絞った恵比寿は、ひよりならば夜トを呼び戻せるのではないかと、ある方法を思いつく。此岸の者が名を呼びかけることで黄泉より呼び戻す――「魂呼び」というその方法に、ひより達は全てを賭ける。
しかし、すぐに呼び戻せた毘沙門天とは逆に、夜トの事は一向に呼び戻せなかった。夜トは凶つ神であった過去をひよりや雪音に知られたくない一心から、自分の事を――真名を誰にも教えていなかった。真名を呼ばなければ「魂呼び」は成立しない。それでも必死に夜トの名を呼ぶひよりだったが、その時、彼女達の前に恵比寿を討伐すべく幾多の神々が降臨し――。

感想

あの状況で夜トの真名――読みの違いに気付くひよりさんは本当に肝が据わっていると思いました。お社を作った事が、夜トを二重の意味で救った訳で、ひよりは夜トにとって最早ただの恩人では済まない存在になりつつありますね。
「天」の討伐隊、特にタケミカヅチの容赦のなさは、皮肉にも以前夜トが毘沙門に送った「神の行いは全て善」という言葉の証明にもなっており。正論はどうみても毘沙門の方にありますが、「疑わしきは罰する」とでもいったような頑なな態度はタケミカヅチ達の「是」であるという事か。