機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2 (特装限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: Blu-ray
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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
昭弘を庇って死んでいった昌弘。ブルワーズの母船に強襲をかけたシノ率いる白兵部隊も、ほんの少しの油断から多数の戦死者を出してしまっていた。クダル・カデルのグシオンは三日月によって撃破され、ブルワーズのボス・ブルックも捕え、戦いは鉄華団とタービンズの勝利に終わったが、失ったものもまた多かった。
オルガは、ブルックには財産の殆どの没収という「落とし前」を付けさせたものの、生け捕りにしたヒューマン・デブリの少年達に恨みをぶつけるようなことせず、逆に「仲間」として火星の本部へ受け入れる事を決める。同じヒューマン・デブリであるダンテは、オルガの判断に改めて信頼を深めていった。
多数の犠牲者が出た事で心乱れる団員も多い中、メリビットの提案で死んだ者達の「葬式」が行われる事になった。苦手とするメリビットの提案という事で難色を示していたオルガも、昭弘達が葬式を強く望んだ事、そして実際に死者を送る事で団員達が心の整理を付けていく様を見て、考えを改める。
一方、三日月は不思議な感情に包まれていた。バルバトスの操縦が上達していく時、そしてそれを駆使して敵を撃破した時に感じる謎の感情。「お前は人殺しを楽しんでいる」というクダル・カデルの指摘を当初は意に介していなかった三日月だったが、戦いが終わっても、仲間の葬式を終えてもどこかにくすぶり続ける謎の感情を前に、クダル・カデルの言葉が抜けない棘のように心中に残っていた。三日月の異変に気付いたクーデリアは、フミタンが少年団員をあやしていた時のように三日月を抱きしめ落ち着かせようとするが、それに対して三日月は――。
感想
Σ(゚Д゚)
……という顔を観ててリアルでしてしまいましたよ、三日月さんによる劇的ファースト☆キッス大作戦(?)。名瀬の台詞がこんな伏線になっていたとは(笑)。今までアトラが三日月とクーデリアの仲を勘繰る様子を「考えすぎ」とか笑ってみてましたが……三日月も「男の子」だった様子。不安定な時に年上美女に優しくハグされたら盛っちゃうよね(ゲス顔
ある意味、オルガとは好対照なのかもしれません。オルガの方はすっかり手綱を握られつつあるし(笑)。
ギャラルホルン側でもマクギリスさんがロリコンの本領を発揮してて少し引きました*1。
何気にBL疑惑を深めつつあるヤマギ→シノも見逃せません(ぉ
……しかしこのまま甘いラブコメ展開や恋のさや当てが繰り広げられる訳はなく、クーデリアを陥れる策謀が遂に……。やはりフミタンはノブリスのスパイなんでしょうか。ノブリスは火星独立の支援者に見えて、実際にはギャラルホルンへ恩を売る事を考えているのか、それとも「その先」に何かあるのか。