たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第十二話「鎖の巫」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

狂言誘拐というアンジュの度を越した悪戯は、オシュトルの機転により事なきを得た。その建前として「かどわかされた皇女を助け出した傑物」に仕立て上げられてしまったハクは、帝に拝謁する事に。慣れぬ堅苦しい雰囲気に緊張を隠せないハクだったが、帝が先日出会った老人その人である事に気付いてしまい、混乱し思わず「素」が出てしまう。
しかし、それを意に介した様子もなく、帝は「褒美」としてどこか艶っぽい雰囲気を持つ双子の少女達をハクに与える。その事に驚きざわめく諸将。その双子達は「鎖の巫」と呼ばれる特別な存在らしく、市井の人間であるハクに下賜されるなど普通では考えられない事だった。しかし当のハクにとってはそんな事よりも、色事を含めてあらゆる命令に応じると迫ってくる双子の言動が目下の問題で――。

感想

特に捻りもなく――というかあっても困るのですが――ハクを茶飲みに招待した老人が帝その人でした。中々御茶目な性格らしいですが、絶対的な為政者らしい立ち振る舞いの裏には、様々な思惑があるように感じられますね。私的にはホノカさんにあんなでっかい娘がいた事が驚きです(笑)。カルラ達が全然老けてない事からも、やはりこの世界の人々は老化が遅いのかもしれませんね*1
ウルゥルとサラァナは……中々放送禁止ギリギリな双子ですね。彼女らの艶めかしい腰使いのやけに気合いの入った作画具合にスタッフの拘りを感じてちょっと引きました(笑)。佐倉綾音さんの演技も相まって、ウザ可愛いことこの上ないですねぇ。
双子のインパクトが強かったエピソードですが、何気にルルティエの描写も力が入っていました。ハクにべたべたする双子に嫉妬する様子も実に可愛らしかったり、ウコンとミカヅチのカップリングも満更でもないとか言ってしまう時の無駄に艶めかしい表情だったり、彼女も中々スタッフに愛されている様子。
飴屋の店主のまさかの正体には、オシュトルの時よりも更に驚かされましたが、伏線らしい伏線が殆どなかったのでそりゃわかりませんわw どうやら彼もハクの事を気に入ったようなので、ハク一党の勢力はますます増大、といったところか?

*1:キャラデザ的に中年描写が下手くそという可能性はあえて考えない(ぉ