たこわさ

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うしおととら 第弐拾伍話「H・A・M・M・R〜ハマー機関〜」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

麻子との登校中、潮は謎の黒ずくめの男達に襲撃され、麻子は何とか逃がしたものの自分は拉致されてしまう。彼等は科学的に妖怪を研究している「HAMMR機関」と呼ばれる組織の手の者だった。怪しげな三博士の前に引き出された潮は、獣の槍共々モルモットのような扱いを受けてしまう。
一方、麻子は逃げる途中でとらに助けられ潮が拉致された事を伝えていた。一計を案じたとらは麻子共々わざと捕えられ、HAMMR機関のアジトへと潜入を果たすが、そこには他にも様々な妖怪が捕えられ、実験台とされていて――。

感想

麻子の頼もしすぎる行動力は彼女本来の気質もあるのでしょうが、そこはかとなく真由子の天真爛漫さが伝染してしまっているような気も。もっとも、ある意味抜け目ない真由子と違って、ギリギリまでとらの存在を忘れているなど、麻子らしさは健在なのですが。
三博士は不気味さはよく伝わっているのですが、もう少し狂気を演出してほしかった気も。なんだか分かりやすい悪役然とし過ぎていて、少々違和感。
国家権力も白面の者に対して警戒を始めた事が初めて明示されましたが、人間が関わるという事は妖怪よりもある種不合理な価値観同士が交錯するという事でもあり。潮の試練はここからか。