たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第十一話「皇女の火遊び」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

狂言誘拐」というハクの口にした冗談を真に受けたアンジュは、ノスリという協力者を得てその案を実行に移してしまう。大事になる前に止めようとノスリのアジトを訪れたハクだったが、二人の暴走は止まらない。
その頃、オシュトルの元にはノスリの弟・オウギからアンジュ誘拐を告げる矢文が届けられていた。矢文の送り主がノスリとオウギである事を見抜いたオシュトルは、この誘拐劇がアンジュの度を過ぎたいたずらであることを察し、あえて何もせずにやり過ごそうとするが――。

感想

思ったより軽いノリで片付けられそうだな、とゲンナリしていたら、オシュトルが決める所で決めてくれて溜飲が下った思い。アンジュが、ハクの何気ないけれども真理をついた一言を覚えていて、きちんと反省した上で自分がどういった言動を取れば場が丸く収まるのか察した件についても。ムネチカ(というかオウギ)がきちんとオチをつけてくれた辺りも好印象。
軽いノリにゲンナリとは言いつつも、途中からアンジュ達の大根役者ぶりに呆れた兵士達が屋台でうどん(?)を食べ始めた辺りの描写はギャグとしては好きな部類に入るのですが……。
長らく立ち位置不明瞭だったノスリ姉弟も正式にハクハーレム(違)の一員に。扱いづらい連中ですが戦闘能力は破格っぽいですから、これは今後のバトル展開への伏線ですかね。
にしても、あれだけフィジカル面が貧弱だったハクが(本気ではないとはいえ)オシュトルと何合も打ち合えた事には驚き。あれも何かの伏線になっているのかも。