たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #1「鉄と血と」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

火星都市クリュセで地球勢力からの独立への気運が高まる中、活動の中心的人物であるクーデリアは、交渉のため地球を目指そうとしていた。民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)に護衛を依頼した彼女だったが、彼らと合流した直後に何者かの襲撃を受けてしまう。襲撃者の正体はギャラルホルン、反乱の芽を摘もうと画策する武装組織だった。
敵の足止めを命じられたオルガ・イツカ率いる少年中心の参番組は、エースの三日月・オーガスを中心に善戦するが、CGSの大人達は少年達を囮にして逃げてしまい、クーデリアまでもが取り残されてしまう。大人達の行動を予測していたオルガは先んじてクーデリアを保護した上で大人達の車両に細工をし、逆に囮となるよう仕向けるなどしたたかに立ち回る。オルガの策により光明が見えたかに思えたが、ギャラルホルンは強力な機動兵器・モビルスーツを出撃させ戦況は一気に絶望的なものに変わってしまう。自分達の駆るモビルワーカーとは段違いの性能を持つモビルスーツ相手に絶望的な戦闘を強いられるオルガ達だったが、オルガは既に切り札を準備していた。
仲間の危機に颯爽と駆けつけ敵モビルスーツを撃破した白い影、それは三日月の駆るモビルスーツガンダム・バルバトス」の勇姿だった――。

感想

全くの私事でありTwitterでも散々愚痴ったのですがあえてここでも書かせて頂きますと……うっかり録画を忘れてて冒頭の数分がぶっ飛んだよ!\(^o^)/
本編が物凄く面白かったから余計にショックだよ! 見逃し配信のおかげで観直す分には問題ないけど、時間が経ってから見直すことの多い私には大損害だよ!orz
――という事で近隣のテレビ録画派の方にはぜひともダビング協(以下自粛

……まあ、気を取り直して簡単に感想をば。
PVなどに感じた「主人公達が半裸」「火星が舞台」「独立運動」というイメージやらキーワードやらから「太陽の牙ガンダム」とか「忍者戦士ガンダム」とかふざけた前印象を抱いてしまったり、長井監督&岡田脚本という「あのガンダムの名前を僕達はまだ知らない」とかけったいなタイトルを妄想してしまうような組み合わせに妄想を膨らませて少々舐めた気持ちでいましたが……いやいや、いい意味で裏切られました。しっかりガンダムしてるじゃないですか! というか、ガンダムということを差し引いてもロボットアニメの第一話としてかなりの出来でしたよ!
モビルワーカーによる泥臭く血なまぐさい戦闘シーンと、そこに現れた巨大かつ大火力のモビルスーツの圧倒的存在感、そして仲間のピンチに颯爽と現れるガンダム・バルバトスの格好良さときたら! やはりモビルスーツ戦の華は格闘戦ですよね、と。
少々予想外だったのは、お姫様というか文字通りお嬢様ポジションのクーデリアが思いのほかポンコツだった所(笑)。ガンダムのヒロインって富野御大好みの自意識過剰ビッチだったりちょっと電波入ってるけど特殊能力持ってたり揺ぎ無い意志持ってたりはたまた世界レベルに重要な出生の秘密持ってたりする「有能」な印象なんで。今までの例で言うとガンダム00のマリナ姫に近いイメージだけれども、あのレベルでポンコツだとちょっと困ったことになるのでそれは止めて頂きたい(ぉ*1

次週こそは録画失敗しないように気張りつつ、第二話も楽しみに待ちたいと思います。

*1:マリナ・イスマイールはその理念でもって作品を完結へと導く役ではあるんだけれども、ドラマとしてがっつり展開に絡む役割ではなかった、という意味において。つーか00のヒロインはガンダムもしくはフェルトだから!(?)