たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

学戦都市アスタリスク #01「華焔の魔女」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

星導館学園高等部へ特待生として転入してきた綾斗だったが、その初日から華焔の魔女(グリューエンローゼ)と呼ばれ恐れられている女生徒・ユリスの着替えを偶然に見てしまい決闘を申し込まれてしまう。不本意ながらも逃げられないと悟った綾斗は互角の戦いを繰り広げ周囲を沸かせるが、ユリスを狙ったと思しき第三者からの攻撃と、生徒会長・クローディアのとりなしにより決闘は中止、勝敗はつかずじまいに終わり――。

感想

アニメを見ている際には気にならなかったものの、公式サイトでの世界観紹介を読んでいると作中専門用語にいちいち強引な漢字が割り当てられていて*1、ああラノベだな、と良い意味でも悪い意味でも再認識。この手の用語を見るたびに思うのですが、変な漢字当てるよりもむしろカタカナだけで表記したほうが意味の通じがいい場合って少なくないですよね(笑
さて、ストーリーとしてはよくある(?)学園都市バトルもののようす。今期は何か似たような世界観の作品があった気がしますが、そもそもラノベとしてのテンプレ設定の一つなので私的にはマイナス評価には当たらず。……というか、この手の設定はある意味の「お約束」であり、ラノベ黎明期からのお約束ともいえますからね。むしろ逆に安心してしまうというか。私も若いころ似たようなプロット書いてましたし!(黒歴史
とはいえ、主人公がいきなりラッキースケベする展開まで踏襲する必要はないんじゃなかろうか? とも思いますが。まあ、ヒロインたるユリスが(ほぼ全面的に綾斗が悪いのに)いきなり暴力に訴えないでしっかりと筋を通してから糾弾(?)するという辺り、テンプレを採用しつつも独自色を出そうという作者の思惑を感じ好感度アップですがね。
第一話ということもあり作画などについては特におかしな部分は見当たらず。OPなどを見る限りキャラクターの戦闘スタイルにもバリエーションがあるようで、その辺りの描写を期待してもよさそうですね。

*1:通常は漢字に読みが割り当てられる、と表現する所なのでしょうが、ラノベのそれはカタカナ読みの方が先立っているためこのような言い回しを使用。