たこわさ

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実は私は 第13話「一緒に帰ろう!」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

巨大コウモリに連れ去られた白神を追って彼女の実家へとやってきた朝陽達。校長のせいでいらぬトラブルに遭いながらも、獅穂の案内もあり無事に白神家へと辿り着く朝陽達だったが、彼らを出迎えたのはあまりにも巨大な人影――白神の父・源二郎だった。源二郎の(物理的な)迫力に怯えるも、毅然と白神を返してくれるよう訴える朝陽。しかし、彼の決意とは裏腹に、あまりにもあっさりと白神本人が姿を現し、逆に驚かれてしまう。
実は白神の帰宅は、母親の急病に慌てた父・源二郎が大げさ騒いだ結果であり、全く深刻なものではなかった。白神が学校からいなくなるわけではないと知り安心した朝陽だったが、ちょっとした会話から白神の秘密を知っている事を源二郎に気付かれてしまい――。

感想

三バカとみかんが居なかったのは寂しかったものの、シチュエーション的に白神家の秘密を知る人々のみ登場が許されたエピソードだったので仕方がないよな、と。アイキャッチでちょっとだけでも登場させてくれたスタッフの心意気に感謝。
内容としてはいつも通りの予定調和。テンパりながらも全力で事態を打開しようと奮闘する朝陽を中心に、白神の天然ボケ、委員長のアシスト、獅穂のチャチャといういつもの光景に加え、源二郎と白神の母・桐子による夫婦漫才(?)が繰り広げられるという、この作品らしいノリ。白神さんは外見は母親にそっくりなのに内面は父親の方に似たのねw
結局最後まで朝陽と白神の仲は定まらなかったものの、実質的には既にバカップルが成立しているし、原作ではこの後も話が続いている訳で、話の落としどころとしては丁度良い印象。

全体の印象としては、独特なノリの原作をよくアニメにまとめてくれたな、というところ。最も、ちょっと古典的ギャグに寄せ過ぎたような印象もありますが。ここから新たな魅力が語られ始めるキャラクターも多いので二期も観てみたくはあるのですが……あまり円盤が売れるタイプの作品ではないでしょうから、期待薄かもとも思い何とも残念。