実は私は 第3話「幼馴染に気をつけよう！」感想

原作既読。
今回の満足度：4点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

あらすじ

白神に続いて委員長の秘密まで知ってしまった朝陽だったが、当面は三人で協力し合う事になった。しかし、朝陽の幼馴染であるみかんが、彼と白神との関係を勘繰り色々と探りを入れてくる。
校内新聞をゴシップ記事で埋め尽くし「外道クイーン」とまで呼ばれるみかんが白神に付きまとえば早々に白神の秘密が暴かれてしまうのでは――そう考えた朝陽は何とかみかんの追及をかわそうと奮闘するが――。

感想

外道クイーンみかんさん、実に楽しそうに外道道（？）を満喫しておられますが……その傍迷惑な行動の根本原理が「朝陽とただの幼馴染でいる為」なんだからなんだそりゃうひょー！ と原作でも1，2を争う好きなキャラになってしまっていたりします。なぜ彼女が「朝陽の幼馴染でい続ける」事を選んだのかについてはおいおい明かされるはずですが……まあ、行動の過激さやファーストインプレッションから毛嫌いする方が出ない事を願います。
みかんの秘密は秘めたる朝陽に対するある感情と、そしてとある理由から大切にしてきた眼鏡に憑りついた「自称・福の神」という事で、前者も後者も主役かつ狂言回しである朝陽にまだばれていないのでどうしても「実は私は」という作品テーマ上においては活躍しきれない可能性も高かったり。

委員長は早速妄想暴走キャラ振りを見せてくれましたね。基本的に善人なので苦労性かつ面倒見がいいのですが、今回のように事態を悪化させる事にもなりある種のコメディリリーフとも言えるでしょうね。

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