たこわさ

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実は私は 第1話「告白しよう!」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

すぐに顔に出てしまい隠し事が出来ない黒峰朝陽。ババ抜きをすれば惨敗し、彼の近くでは誰も内緒話をしようともしない。付いたあだ名がただの「ザル」を通り越して更に穴が空いている「アナザル」。
同じクラスの白神葉子に恋している事を秘密にしようとしても、友人達にはバレバレであり「どうせばれるんだから告白してこい」と背中を押され、遂に一大決心して彼女に告白しに行く。何故かいつも放課後遅くまで教室に残っている白神を狙い撃ちして告白しようと、教室までやってきた朝陽。意を決して扉を開けた先に待っていたのは、コウモリのような羽と鋭い牙を生やした白神の姿だった――。

感想

後半「イイハナシダー」みたいになっていますが、この作品は非常にアクの強いラブコメなので騙されないように(笑)。
微妙に綺麗目な作画で、特に女性陣は原作よりもキラキラした感じになっていますが、男性陣は実に見事に原作のテイストを再現していて、スタッフの拘りを感じます。後半の朝陽と白神のシーンはこれ以降の本編からは想像もできないような青春振りですが、この辺りは原作者が前作の青春漫画を引きずっていた名残をちゃんと再現してくれたのかな、と。
しかし、こうやって声がついてみると白神さんの関西弁は実に可愛いですね。標準語の人間ががんばって関西弁を演じているたどたどしさからくる柔らかさ、みたいな所が実にツボです。*1
第1話という事でスピード感は抑え気味でしたが、次回以降は原作のハイテンションさを意識した構成になっていると嬉しいですな。
ちなみに、原作ではみかんがお気に入りキャラです。が、果たして彼女の「実は私は」が描かれる部分までアニメでやるのかどうか……。

*1:あくまでニュアンスとしてそう感じるだけで声優さんがナチュラルな関西弁を喋れないという前提ではないのであしからず。