たこわさ

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ニセコイ: 第12話「ソウサク/オタメシ」感想

原作既読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)

「ソウサク」あらすじ

登校途中に大切なリボンを無くしてしまった千棘。母親から貰った大切な、幼い頃に楽から褒めてもらった本当に大切な思い出の品。今までになく落ち込む千棘を前に、楽達は総出でリボン探しをするが、それでも見つからず――。

「オタメシ」あらすじ

日に日に増していく楽への恋心を持て余す千棘。読んでいた漫画に触発されて「告白」について考え始めるも、考えれば考えるほどドツボに嵌っていき――。

感想

前回が小野寺さん尽くしで今回は千棘尽くし。原作もアニメもヒロインレースを過剰に煽ってくれますなぁw
千棘は暴力癖さえなければ本当に素敵な女の子なんですよね。基本スペックが高いのに精神年齢が低いせいで生まれるギャップ、不器用ながらも他人のやさしさを素直に受け取れる心根。そして図太いようで実際には誰よりも繊細なその性格。弱気になった千棘というのは、気の強さという鎧を脱ぎ捨てた素の彼女な訳で、楽が魅力的に感じたのも無理からぬ話。そもそも、彼女は庇護欲を誘う人物なんですよね……。何せあの万里花が思わず慰めちゃう位ですからw*1
でも、それでも楽がいつもの彼女らしさを取り戻してほしい、と思った所に、一年以上かけて築いた二人なりの絆の強さが見て取れますね。
Bパートはひたすら乙女モードで思考が空回りする千棘が可愛らしすぎました。まあ、ただし相手はあのニブチン大王楽様なので、彼女の乙女チックな悩みが伝わる事はないのですが……それでも、千棘が何かに悩んでいる事は察するんですから、本当に天然の女殺しですわーラクサマー。
さて、原作はまだまだ続いていますが……楽を巡る女性陣の一部には何やら変化の兆しも起こっており。もしかするとアニメ三期か四期やって同時に終わらせる位のつもりなのかな、などと邪推してしまいます。三期以降の製作に対する期待も含めて。

*1:とはいえ、万里花も心底腹黒という訳ではなく。