原作は遥か記憶の彼方……。漫画版は流し読み程度。なので、原作知識は踏まえない感想となります。
(以下ネタバレ)
あらすじ
王都エクバターナに駐留するルシタニア軍の中では、大司祭ボダンの横暴が問題視され始めていた。ギスカールは増長するボダンに牽制をかけるが、ボダンの狂信的行動は止まらず、ついに彼は子飼いの騎士団をも王都に招き寄せ自らの影響力を強めようとしてしまう。
一方、銀仮面は捕えていた万騎長サームの前で自らがパルスの先王の一子ヒルメスである事を明かし、アンドラゴラスは自分を謀殺する事で王位を簒奪したのだと語り、彼を配下に引き入れようとする。
同じ頃、アルスラーン達はペシャワール砦へと向かう途中、ルシタニアの追手により三組にはぐれてしまう。アルスラーンはエラムとギーヴと共に逃亡を続けるが、その最中アルスラーンを逃がす為にエラムが窮地に陥り――。