たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ベイビーステップ2 第9話「感覚で困惑」感想

原作は流し読み程度。
(以下ネタバレ)

あらすじ

順調に勝ち進み決勝までたどり着いた栄一郎。練習に熱の入る中、榊原コーチの提案により何故か奈津と練習試合をする事になる。理詰めの自分と正反対の、感覚的なプレイスタイルを持つ奈津を相手に、戸惑う栄一郎。コーチの狙いは、互いに正反対のプレイスタイルの相手と打ち合う事で、二人の精神面や技術を強化する事にあった。
一方、栄一郎の決勝の相手である荒谷も、激しい練習を繰り返していた。プロを目指すという自らの想い、そしてそれを諦め荒谷に託していった仲間達の為にも、荒谷は絶対に負けられないと誓いを新たにする――。

感想

理詰めのプレイスタイルと感覚を頼りにしたそれ、プロレベルともなると感覚に任せたプレイスタイルは理詰めには敵わない……と思いきや、動物的な感性が理性を凌駕する事も少なからずあるようで。それは決して秀才が天才に劣る、という意味ではなく。
しかし、あそこまで奈津のテニスに翻弄されるって、エーちゃんは今まで対戦相手に「恵まれて」きたんですね、ある意味。そして何より、身近に奈津のような「感覚で戦う選手の典型例」みたいな娘がいた事が何よりの幸運なのかも。
……しかし、荒谷の今までの積み重ねの、その一端だけでも知ってしまうと、単純にエーちゃんを応援できなくなってしまうなぁ……。こういったスポーツものの宿命ではあるんですが。