たこわさ

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ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第44話『亜空の瘴気 ヴァニラ・アイス その3』感想

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

万策尽き最早ヴァニラ・アイスの攻撃から逃れる術はない――ポルナレフは覚悟を決め死のその瞬間を待った。しかしその時、イギーが最後の力を振り絞りザ・フールの砂でポルナレフを救い、彼の無事を見届け絶命する。イギーとアブドゥル、二人の死に対する悲しみと怒りを糧に、ポルナレフヴァニラ・アイスを圧倒し、致命傷を与える。
しかし、それでもヴァニラ・アイスは絶命しない。だが、ポルナレフはもうその不死身のカラクリに気付いていた――。

感想

もう、Aパートは両目から波紋疾走しそうになったりエメラルドスプラッシュが出そうになったり大変でした。
最後の最後でイギーが見せたポルナレフへの友情の証、考えるより先に自らの命を差し出してポルナレフを救ったその高潔な意志。ただ単に意地を通すだけならば、恐らくポルナレフを見殺しにしてヴァニラ・アイスが油断する瞬間を待ったでしょうが……イギーはそうしませんでした。出来ませんでした。彼のスタンドが、魂がそれを許さなかった。
ポルナレフが見た、夕日に消えゆくアブドゥルとイギーの姿、あれが幻だとは私には到底思えません。スタンドを操る強靭な精神・魂の持ち主であった彼らが、死してもなおポルナレフに別れと激励の想いを伝える為に姿の現したのだ、と信じます。

Bパートは一転、承太郎達のギャグパートでしたね。この落差が良くも悪くもジョジョだよな、と実感。
そしてCパート、遂にポルナレフの前にDIOが姿を現しました。なんかこのノリだともうポルナレフが主人公でいいよ! という気持ちになってきます。