たこわさ

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シドニアの騎士 第九惑星戦役 第1話「葛藤」感想

原作未読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

数々の戦いを経て衛人操縦士としての実力と名声を高めた長道。一方、あらゆる意味で長道に敗北した海苔夫は、追い詰められた結果、禁忌に手を染めようとしていた。かつてシドニアを存亡に危機にさらすような研究をしていた人物・落合。封鎖されていた彼の研究室に足を踏み入れた海苔夫だったが、そこには彼が求めるような知識はなく、落合という狂科学者が残した負の遺産が生きており、海苔夫と付き人の海蘊に襲い掛かる。異変を感じた海蘊は海苔夫を逃がそうとするが抵抗する間もなく殺害され、海苔夫共々落合の開発した「シドニア脳線虫」により人格を奪われてしまう。
海苔夫=落合は、人格を入れ替え蘇生させた海蘊と共に外生研を訪れ、スタッフの田寛をもシドニア脳線虫で人格を奪った上で、エナ星白を持ち去ってしまう――。


感想

海苔夫に報いを受けてほしい、と思っていた人は少なくないかと思いますが、悲惨な目に遭って実質的に死んだものの、むしろ死んだ(?)後の方が周囲に迷惑をかけるというのはある意味稀有な才能ですよね(苦笑)。まあ、今回は落合の研究成果と思しき存在・つむぎがシドニアの危機を救った形になりましたが……彼の口振りからは人類を守るというよりも究極にして唯一の個体を作る事が目的にように感じられますので、やっぱりろくな結果にはなりそうにないですね。

私的には纈が大好きなんですが、ただでさえ司令補という場合によっては長道達を切り捨てなければならない立場なのに、イザナを気遣ってフォローしてしまうとか……いい人過ぎるだろう、きっと彼女は負けてしまうんだろうな、とちょっと悲しくなりましたw