原作ゲーム未プレイ。無印アニメ視聴済み。
(以下ネタバレ)
あらすじ
卯月達に続けとばかりに、今度は蘭子のCDソロデビューが決まった。蘭子から感じるイメージから、プロデューサーはゴシックホラー調の世界観での売り出しを提案するが、当の蘭子は何故か沈んでしまう。彼女の真意を確かめようとするプロデューサーだったが、蘭子はいつも以上に「難解」な言葉ばかりを連呼し、要領を得ない。
実は蘭子は怖いものが苦手でもう少し違ったイメージを提案したかったのだが、派手な見た目や立ち振る舞いとは裏腹に恥ずかしがり屋な彼女は、その事をプロデューサーに正面から伝えられない。空回りの日々が続く。
困り果てたプロデューサーだったが、少しでも蘭子の事を理解しようとプロジェクトのメンバーから彼女の食べ物の好み等の普段とは違う部分を聞いた上で、蘭子と再度話し合いを持ちかけるが――。
感想
キャラ作画がかなり微妙でしたが、それを補って余りある蘭子の可愛らしさにもうメロメロです。なんだあのカワイイ生き物は! 武内Pと並んでデレマス二大萌えキャラですなー(?)。
普段は芝居がかった――というか所謂「邪気眼厨二病」の――堂々たる言動を貫く蘭子ですが、その内面は人一倍不器用で恥ずかしがり屋。少しでも動揺すると年相応の「素」が出てしまうそのギャップが実に良い! 年齢を考えると大人っぽいというか、美人寄りの可愛らしさを持っているという点も良いですが、何より年不相応なのはその隠れ巨にゅ(ry*1
各人一つずつ持ち寄る事になった私物についても、自分だけが使うものではなく、プロジェクトメンバー全員に向けたお守りを持ってくるなど、彼女本来の性格は奥ゆかしいそれなのだな、と感じさせます。必要以上に芝居がかった振る舞いは、だから彼女にとって盾や鎧でもあるのだなぁ、と。いや、もちろんゴスロリとか中二病な振る舞いは彼女の趣味でもあるんでしょうが。というか、好きが先に立っているのでしょうし。
今回は蘭子一色なエピソードでしたが、その中でも要所要所で武内Pと凛の見せ場があった点も素敵でした。蘭子の言動をなんとか理解しようと手帳に「対訳」をまとめているプロデューサーさんの誠実な態度だとか、困っているプロデューサーと蘭子を見かねて優しくアドバイスをする凛の縁の下の力持ち振りとか。凜に至っては、むしろプロデューサーを支え導いているレベルに達していて、もし彼女がいなければプロジェクトはもっと紆余曲折を経ていたのだろうな、と。最悪頓挫してた可能性もあったり。
蘭子主役の特殊EDも良かったですが、その後に芝居じみたそれではなく、普通の言葉でプロデューサーと仲間達に感謝の言葉を(心の中で)贈るところもまた憎い演出。Cパートできちんとオチを付けた所もw
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 03 -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律
- アーティスト: Rosenburg Engel [神崎蘭子]
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: CD
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