たこわさ

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蒼穹のファフナー EXODUS 第6話「祝福のとき」感想

シリーズ全話視聴済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

美羽達の旅立ちに呼応するように、突然目覚めた竜宮島のコア。乙姫と同じ容姿ながらも彼女とは全く異なる冷たく超然とした言動に戸惑いを隠せない芹達だったが、そんな反応をよそに、コアは島外へ派遣された美羽達に危機が迫っていると告げる。
コアの言葉に従い史彦ら島の上層部と総士、一騎が集められる。一同の前でコアが語る残酷な真実、それは竜宮島の人々が自分達だけの平和ではなく人類全体の希望を選んだ事により、否応なく戦いに巻き込まれるという事だった。ミールを巡ってフェストゥムとも人類とも戦わなければならなくなると、コアは冷静に告げる。そして、美羽達に迫る危機、ひいてはこれから竜宮島が戦い抜くために、一騎はマークザインに、総士はマークニヒトに乗るよう命じる。
制御できない二機のファフナーに、同化現象が生存限界近くまで進んだ一騎とフェストゥムによって命を繋いでいる総士を乗せるという事、それは即ち二人の「死」を早める事にもなる。一部の人間はその命令に反対するも、初めからコアの意志に従う生き方を選んでいる総士、そして自分に残された僅かな命の使い道を模索していた一騎は、迷うことなくファフナーへの搭乗を決意する。
そんな一騎達の出撃を阻止するかのように、島を追っていたアザゼル型が一斉攻撃を仕掛けてくる。島が迎撃態勢に移行する中、マークザイン出撃の報を目にしたカノンは一騎を止めようと彼のもとへ駆け付ける――。

一方その頃、コアが警告した通り、美羽達に危機が迫っていた。
ナレイン将軍達のミールと接触した美羽は、その高いエスペラントとしての能力から深い領域での対話を始めるが、まだ幼い彼女の心身では耐えきれない。自分を対話可能な状態まで強引に成長させようとした美羽だったが、彼女の危機を察知したエメリーの助けにより事なきを得る。
しかしその夜、美羽の叫びに駆け付けた弓子が目撃したのは、一気に成長してしまった美羽の姿だった。そしてそこを狙ったかのように、アザゼル型が襲撃を仕掛けてくる。しかも、彼らの命を狙うのはフェストゥムだけではなかった。フェストゥムとの共存を模索する竜宮島とナレイン将軍一派を危険視した新国連首脳部は、彼らへの核攻撃を決定していたのだ――。


感想

沢山、考えたんだ。
沢山、悩んだ。

自分を止めようとしてくれたカノンに向けた一騎の言葉、それはかつて、一騎に救われたカノンが、生きる事を前向きに考えられるようになった、その時の言葉。それは多分、かつてのカノンのように「いなくなるため」に死を選ぶのではなく、自分は「ここにいる」事を証明するために死へと向かうのだという、一騎の決意が込められた言葉だったのでしょう。そして恐らく、自分へ想いを向けて身を案じてくれたカノンへの、精いっぱいの返事でもあり。
本当は体を張ってでも止めたかったカノン。しかし、一騎が一騎である為にマークザインに乗るのだ、という事を思い知り、それ以上を手を伸ばす事が出来ませんでした。そして少し前の彼女ならば、自分もパイロットに復帰するとか言い出しそうな所ですが、一騎が守ろうとしているものをよく理解している彼女には、もうそんな選択肢は取れない訳で。ただ彼の事を見送る事しかできないその心中は、如何ばかりのものでしょうか? もしこれで一騎が不用意に「遠見達に危険が迫っているんだ(キリッ)」とか不用意な事を言っていたらその場で悶死していたかもしれません(ぉ

突如目覚めた島のコアについては、乙姫とは全く異なるその冷たく超然とした言動にまず驚きなんですが、芹に抱っこを要望したり、彼女を抱きしめるような仕草をして「会いたかった」と小さくつぶやくなど、あの突き放した態度はもしかすると虚飾かもしれませんね。つまりあれか、ツンデレか!(違

そして前回の総士ポエムで「最初の犠牲者」呼ばわりされた島外派遣組の皆さんには更なる死亡フラグが……。真矢ちゃんが最優先なんだけれども、基本的にあのメンバーには全員生き残ってもらいたいものですが……広登と暉がビデオ撮影していたのがなんだか不吉な符牒にしか感じられません。