たこわさ

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蒼穹のファフナー EXODUS 第2話「希望の名は」感想

シリーズ全話視聴済み。
(以下ネタバレ)

あらすじ

島を訪れた人類軍の輸送機を追うように、フェストゥムが出現する。2年振りの襲撃に、広登、里奈、暉、芹の4人はファフナーに乗り出撃する。剣司達先輩が引退したとはいえ、逞しく成長した4人は勇敢に戦うが、今までにない戦術を取るフェストゥム相手に、次第に劣勢に立たされていく。
彼らを助けるべく出撃した真矢の活躍もあり、ようやく敵を撃破したと思われたその時、フェストゥムが4体に分裂し襲い掛かってくる。再び劣勢に立たされた彼らだったが、その時、人類軍の輸送機からの援軍が――。


感想

相変わらず真矢が優秀すぎます。他の同級生が引退を余儀なくされた中、ただ一人現役のパイロットを続けているという事ですが、むしろ真矢が引退したら戦力ガタ落ちになるのではないか、という懸念が。
初代シリーズから通じて真矢派の私としては、相変わらずの名パイロット振りと一騎に対する一途な態度が喜ばしいのですが、溝口さんの下に長くいすぎたせいか、それとも全く別の理由なのか、痴女と呼ばれても仕方のない格好で総士と剣司の前に現れたのは流石にどうかと思いました(笑)。
一途と言えば、真矢の出撃時に見せた総士の言動から、彼もいまだに一途に真矢の事を想っている事が伺えて、何とも切なくなりました。彼にしてみれば、最も親しく最も大切な人間は間違いなく一騎なのでしょうが、恐らく同じ位に真矢を大切に想っていて、でも真矢の気持ちを誰よりも理解しているから自分の想いをひた隠すという、なんとも泣かせる男の子振りです。案外、一騎がいまだに真矢への態度をあいまいにしている節があるのは、総士の気持ちに気付いているからなのかも――と思ったけれども「あの」一騎の事だから全然気づいてなさそうw

あと、前回は触れませんでしたが、里奈と芹のビジュアルが完全に入れ替わっている点が気になりますね。たれ目でおっとり顔の清楚なロングヘアだけど内面は結構感情的な里奈と、強気そうで活発そうなショートヘアだった芹。今では芹の方がロングヘアのおっとり顔の美人で*1、里奈は何があったのか髪をバッサリ切り言動もどこかワイルドに(笑)。まさかスタッフが二人を取り違えたのではあるまいか? などと益体のない事も考えてしまいました。

さて、第二話にして「真壁因子」だとかエスペラントだとか、新たな設定が飛び出してきて、それらはいずれもプラスの効果をもたらしているはずなのですが、相変わらず総士のモノローグが近い将来起こる悲劇を予感させるものなので、実に緊張感をもって今後も観られそうですね。今回も芹達に犠牲者が出ないかどうか(特に死亡フラグ立ててた広登)戦々恐々としながら観ていましたが、とりあえずは誰も死ななくて良かった! キービジュアルに誰も登場してない気がするけど、単に出番が少ないだけだよね!?

*1:あの総士が優しく接している事からも、芹が魅力的な少女に育っている事は疑いようがない。というか、中の人達からも絶賛されてたしw